Roscoflamex SF

合成繊維向け

合成繊維は、天然繊維に比べて液体を吸収しにくいため、合成繊維の処理は困難になることがあります。 Flamex SFは、難燃性薬品が固定され効果的な保護処理が確実に得られるように、材料の織目の内側深くで繊維の表面に結合して浸透処理を形成するように設計されています。 Flamex SFは、ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨンなど多数の合成繊維、および、大部分の木綿と合成繊維の混紡を処理します。 背景大道具や衣装などに、多数の合成繊維が使用されています。 Flamex SFはこうした合成繊維の大部分で使用できますが、サンプルをテストして、適合性や有効性を確認してください。 残渣や粉っぽさが残らないFlamex SFを使用すると、あらゆる織物製品や背景用布製品を消防法に準拠させる作業が簡単になります。

Flamex SFの使用法
Rosco Flamex SFは予め混合済みなので希釈する必要はありません。 塗布方法や十分な処理に必要なFlamexの量は、被処理材によって異なります。

最大塗装面積:
1ガロンのFlamex SFで約500平方フィート (46.4平方メートル) の布地を処理することができます。

Flamexの塗布

  • 浸漬: これは最も効率のよい含浸方法です。 10分間完全に浸漬し、吊るして乾燥させます。
  • ブラッシによる塗布: 幅広の刷毛で、Flamex溶液を被処理材の繊維に浸透するように塗布します。 十分に浸透するように、交差パターンになるように刷毛を動かして塗布してください。
  • スプレー塗装: スプレー塗装の場合、十分な量のFlamexが吸収されることが重要です。 必要な溶液の量を計算する際には、かなりの割合で噴霧が布に付着しないことを考慮しなければなりません。 中程度のノズル設定にしたHudsonタイプのスプレーを使用します。 最良の結果を得るには、被処理材を吊るし、下から上に向けて、前後に動かしながらスプレーします。
     

塗布しすぎると布が硬くなったり、手触りが変化することがあります。 必ず、試験片を処理して、処理後の布地の様子を確認し、難燃性の効果をテストしてください。

認証とテスト
Flamex SFはカリフォルニア州とニューヨーク市の消防法で使用認定を受けており、NFPA 701に従ってテストされています。

保管
Flamex製品は非金属製の容器に保管してください。 金属製のスプレーを使用した場合、ノズルやアクセサリーを含めて、使用後直ちに完全に洗浄してください。 できる限り、金属製のバケツや塗装容器の使用を避けてください。

免責事項
Flamex製品に付属の指示を熟読してください。 Roscoでは誠意をもって本製品を提供していますが、材料の処理方法や塗布方法は購入者に一任されるので、Rosco では一切の保証をいたしません。 Flamex製品の使用適否は使用者が判断し、使用前に必ずテストしてください。

Flamex SFは、オリジナルのS33に相当します。 旧Flamex製品と新Flamex製品を混用しないでください。 処理対象:

  • ナイロン
  • ポリエステル
  • アクリル
  • 木綿と合成繊維の混紡
  • 合成または天然ベロア
     

各材質ごとの適合性チャートを見る。

製品番号

150 079SF 0128

Flamex SF 合成繊維 - ガロン (3.79 L)

150 079SF 0640

Flamex SF 合成繊維 - 5ガロン (18.95 L)

Roscoflamex SF Flame Retardant Certificate (CA)

Roscoflamex SF Flame Retardant Certificate (FDNY)

Roscoflamex SF - GHS SDS

Material Compatibility Chart For Rosco Flamex

Understanding Fire Retardants

Flamex Comparison Guide